■たまだまさおの故障日記DX
Favoritesタイトルイラスト Mixiの日記でこっそり描いていたネタ『故障日記』のその後ということで、101からまた再スタートいたしますどこまで続くかわかりませんが、経済的にはあまり続かない可能性も高いかと…。

故障日記DX vol.103(Sekonic Auto Leader L-188)

故障日記DX vol.103(Sekonic Auto Leader L-188)
まぁ、そうですね。
"ずずい"とね、飛び出しちゃうわけですね。
「汁」がね。
今回は、訃報です
。 悲しいお知らせなのです。
涙でにじんで、前が見えません。明日はどっちだ?
くらいに悲しいのです。
◆Sample images

まぁ、そうですね。

"ずずい"とね、飛び出しちゃうわけですね。
「汁」がね。

今回は、訃報です。

悲しいお知らせなのです。
涙でにじんで、前が見えません。明日はどっちだ?

くらいに悲しいのです。
悲しいときこそ、歯を食いしばってたくましく生きねばなりませんが、
わんぱくでもイイ大きくなれよぉ
といった心境にはなかなかなれない物です。

言っている意味が自分でも不明瞭です。
こういう人はきっと、責任能力なしということで、多少の悪事を働いてもきっとすぐに釈放されちゃうんですね。

まぁなにがそんなに悲しいかと言うとですね。

故障というのは日常茶飯事でむしろ楽しみでもあるわけです(直す楽しみね)。

しかし、破壊というのは、ちょっと違いますね。
使っていて時間が経つと劣化して壊れてしまうというのは仕方の無いことでもあり、それはそれで、風情でもありますが、「ぶっ壊れる」と「ぶっ壊す」では、惑星とケジラミくらいに差があります。(質量とか?)

何が言いたいかというとですねぇ。

壊されたんですね。
それも、なんとも不幸な事故で。

何をって?


愛用のアレですよ。

アレ!



お散歩の共

「Sekonic Auto Leader L-188」

をですね。

ある日、いつものようにお散歩に連れ出していたわけですよ。
例のカメラ、

Konica IIB

のテスト撮影の為にですね。
久々に露出計を内蔵していないカメラだったので、ここぞとばかりに、勇んで、連れ出したわけですよ。
「Sekonic Auto Leader L-188」を。

そりゃぁもう、彼も大はりきりだったに違いないわけですよ。
なにしろ最近のカメラはみんな露出計内蔵ですから、あの「Kiev35A」ですら、露出計入ってますからね。

まぁ、結構くたびれていて、どこまで正確な値を出せていたかは、疑問の残るところでもありましたが...。
とにかく、役に立つヤツだったんですね。

小さいし、軽いし。
セレン電池式だから、電池交換不要だし。反射式だから屋外で大活躍!

お気楽に使うにはとても便利なナイスガイだったんですよ。

小さくて、軽い

そう、ヤツの特徴である、コレ

「小さくて、軽い」が、



アダになっちゃった...。




こともあろうに、元来からの冒険野郎であった彼は...。

なんと、ポケットの隙間からするりと、冒険してしまったのです。
きっと冒険したいお年頃だったのでしょう...。

それに、ワタクシ、気付かなかったのです。

なにせ、

「小さくて、軽い」

わけですから...。

近所の本屋の駐車場での出来事でして...。
本屋に入って出てくるときも、全く気付いていなかったわけです。

駐車場に戻ると、かわたれ時といいますか、薄暗くなっておりました。
目の前に、ヤンキーくずれの田舎の子供が無邪気にポケットに手を突っ込んで、シンナーで平衡感覚を失っているのか、ブラブラとしているわけですね。田舎の微笑ましい一コマですね。


そのウチの一人が足元にある何かを拾って、しげしげと眺めておりました。
なにかダイヤルのような物を回しています。

あれ?


どっかで見たような...
あの、クルクルは...

あ、慌てて、自分のポケットを探ると、

無い!無い!無い!無い!!無ーーーーーーいっ!!!

なんと、冒険好きの「Sekonic Auto Leader L-188」君は、
いつの間にやら、冒険の旅に出発していたのでした。

しかも「ニルスの不思議な旅」ばりに、いきなりピンチじゃん。

「あ、それ...」

と言いかけた一刹那...。

なんと、そのヤンキー崩れ君。
何を考えたのか、アスファルトめがけて、露出計を力一杯投げつけたではないですか!

一瞬なにが起きたのか、わかりませんでした。

てか、露出計って投げるものだったけ?
とか、考えてしまいました。

砕けた露出計をなぜかその田舎ヤンキー君は拾ってまた眺めているのです。

あぁ、そういえば同じような光景を見たことがあるなぁ

「硬い木の実をどうしても開ける事ができないサルが怒って地べたに投げつける様子」

...。


サル...。



近頃のガキは、サルか?野生動物か?
わからない物は投げ壊して、何かわかるのか?
てか、拾った物をいきなり投げつけて壊すのか?

近頃の学校じゃ、物を投げるなとか、壊すなとか、教えないのか?
それともなにか?
腕力がすべてを制す時代なのか?今は弱肉強食の世紀末なのか?

それで、今、

北斗の拳

なのか?

それで、クリスタルキングなのか?

どーなってんだ?日本の教育は!!
文部科学省の左大臣(←意味不明)は誰だ?
責任者でてコーイ!

てなことで、悲しい別れのお話でした。





数日後...


別れもあれば、出会いもあるさ...

ってな具合に、やって来たのが、コレ。

エラい事、風格のある

「Sekonic L-8 Directer」

001.jpg

まぁ実際先にも書いた通り、今時のカメラは大体露出計内蔵なので、風景などは内蔵のもので困らないし、特殊な場合でも、反射式の

「Sekonic Studio DX」

002.jpg

があれば別に困る事はない...。

しかし、なんか無いと、寂しいのです。
ココロの隙間を埋めて欲しいのですね。


実際のところ、あの事件後、本気で、

コシナの「VC-Meter II

買おうかなぁとか考えちゃいましたよ。
高いけどね...。

そんな折に、ひょこりとやってきた、「Sekonic L-8 Directer」はぼろいけどカワイいヤツじゃないですか。


いやぁ、なにがカワイイって?





露出計がですね。





全然デタラメ...。



ははは...、
役に立たねーじゃん。

でも、革のケース付きで、結構見た目もいい感じじゃないですか?
「Konica IIB」ともシルエット的に合いそうですし(他のカメラは露出計付いているからいらないので)。

試しにいろいろ調整してみたら、一応、大体の状況下で、BessaR3Aと同じ値を叩き出すまでに調節ができました。別に露出計自体が死んでいるのではなく、単に調整が狂っていただけみたいです。
振り幅は、ちゃんと合っているみたいなので、屋外でのスナップには全然問題ないですね。

まぁ実際のところ、普段使いは、ISO400のネガフィルムですから、ラチチュード広いので、目測でもなんら影響ないんですけどね。

まぁよーするに、格好ですか?

そう、ワタシは

形から入る人

なんですね。

いいじゃん、別に...。

▼ よくある質問珍問:Q&A

[Q1]
すごいエピソードですね!!!おもしろすぎます。
残骸は拾う事が出来ましたでしょうか...。
[A1]
望んでそうなったわけではないのですが、何事にも最期という物があって、
今は、あの露出計はそういう運命だったのかなぁと思っています。
ちなみに残骸はそのガキンちょが持っていってしまいました。何の為かしりませんけど...。
[Q2]
たまださん......。
[A2]
「憑いてますよ...」
[Q3]
災難だったね...。
なくすだけでなく、破壊されるところまで目撃するなんて。

これを機会にセノガイドみたいな計算尺タイプにしたら、
電池要らないどころか壊れることもないよ(たぶん)
[A3]
最近の出来事の中では、まだ大した事はないのですけど、
大事にしているものの1つだけにちょっとショックでしたね。
セノガイド実物を使っている人にお目にかかった事がありませんが、
早見表みたいなものは普段から持っていると確かに便利そうですね。

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